部屋を掃除して常に綺麗な状態を保つことが理想ではありますが、時間に追われる毎日を過ごす現代人にとっては意外と難しかったりするものです。しかし部屋を掃除して綺麗に保つことは単純に部屋が綺麗になるだけでなく、実は我々のメンタルにも多くの良い影響をもたらすと言われています。
私はつい部屋の掃除をさぼりがちです。。。
本記事では
- 部屋の掃除がメンタルに与える影響
以上の内容について解説していきます。
なぜ掃除が人のメンタルに影響をもたらすのか
日本では子供の頃から整理整頓の精神を学ばされ、教室を自分たちで掃除する文化もあります。(筆者が幼少期を過ごしたアメリカでは生徒自身で掃除をすることはありませんでしたが。)
ドイツでは、「人生の半分は整理整頓である」ということわざがあります。心地よい空間を作る為には整理整頓(掃除)が欠かせないと考えるのは日本人だけではないようです。
それでは、いったいなぜ部屋を掃除することが人のメンタルに影響を及ぼすのかを具体的に挙げていきます。
人間の脳は「秩序」を好む
散らかった部屋は、もちろん「秩序ある状態」とは言えず、認知能力や集中力の低下を誘発してしまいます。部屋の中はある程度整理整頓できていたとしても、デスク周りが乱雑になっているだけでも同じように能力の低下を招いてしまうのです。
無意識にストレスを生み出す
部屋が物で溢れ返っていたり、汚れていたりすると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されてしまいます。ストレスは仕事やプライベートのクオリティを保つためにとても重要なポイントとなる為、部屋が汚いだけで日常生活すべてにマイナスの影響があります。
悪い行いをしやすくなる
乱雑に散らかっている部屋の住人は、綺麗な部屋の住人よりも「間違った行動」をとりやすくなります。
家の窓が割れたまま放置されていた場合、重大な犯罪が起きる可能性が高くなると言われています。犯罪は本人の貧困状態や歪んだ価値観によって引き起こされると思いがちですが、周りの環境によっても増加してしまうのです。
これと同じように、部屋が汚く無秩序に見えるだけで、良い行いではなく悪い行いをしやすくなってしまうのです。
「とりあえずお菓子でも食べてから勉強しようかな」
「そこに落ちいている漫画本を読んでから仕事をしよう」
そんなマイナスの心理状態に陥りやすくなってしまう可能性があります。
単純に物が見つからず時間と労力が無駄となる
自宅が多くの物で溢れ返り、目的となる物がすぐに見つけられない状況は単純に時間や労力の無駄となってしまいます。最終的に見つけることができればまだマシですが、見つからないという事態も想定されるので、大きなマイナスの影響があると言えます。
部屋や仕事場が綺麗ならば快適で且つパフォーマンスを向上できる
逆に部屋や職場のデスク周りが定期的な掃除によって綺麗な状態であったならば、認知能力や集中力が高いレベルで維持でき、ストレスを感じることなく快適に過ごしたり、仕事のパフォーマンスを向上することができます。
そして部屋や仕事場のデスクを綺麗に保つには決して年末の大掃除のような作業を毎日行わなくても良く、毎日継続して少しだけ掃除や整理整頓をすることが重要です。
継続は力なり。ですね。。。
まとめ
今回は、「部屋の掃除がメンタルに与える影響」について解説してきました。部屋や仕事場のデスクなどを掃除をしないことで、メンタル的にマイナスの影響が生じてしまいます。普段からこまめな掃除や整理整頓を心掛け良いメンタルを保てるようにしていきましょう。
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