車で事故にあった、または起こしてしまったときのために、家族がいまのうちに読んでおくページとして残します。事故の最中にこのページを開く余裕はないと思います。主に読んでほしいのは、同じ車を運転する妻です。保険の細かい話は、事故のあとで保険会社がしてくれます。ここに書くのは、その場で電話をかける順番と、かける番号だけです。
わが家の順番は、警察、チューリッヒ、家族です。ただし、けがをした人がいれば、その前に救護と119番が入ります。番号は、このあと枠にまとめてあります。
サイト管理人まずは一回深呼吸。番号はいまのうちにスマホの連絡先に登録しておいて、順番の「警察、チューリッヒ、家族」だけ頭に入れておいてほしい。
最初の順番

事故の直後は、頭が真っ白になります。わが家で決めている順番は、次のとおりです。
- 車を止める。後ろの車にぶつけられないように、動かせるなら安全な場所へ寄せて、ハザードランプや発炎筒、三角表示板で知らせる。
- けがをした人がいれば救護して、必要なら119番。自分がけがをしているときも同じです。
- 警察に110番。けが人がいなくても、ぶつけたのが小さくても連絡します。
- チューリッヒの事故受付に電話する。
- 家族に連絡する。
けが人がいれば:救護 → 119番
① 警察:110番
② チューリッヒ(事故・故障受付):0120-197-222 24時間365日
③ 家族
故障・レッカー:JAF #8139 または 0570-00-8139 24時間・年中無休(通話料は有料)
チューリッヒの事故受付のページにも、ほぼ同じ順番が書いてあります。けが人の救護、二次災害の防止、110番、相手や目撃者の確認、そのあとにチューリッヒへの連絡、という並びです。同じページは「警察・現場の対応を優先し、落ち着いてから当社にご連絡ください」としています。現場で保険会社に先にかけなくても、遅れにはなりません。
けが人の救護と、警察への連絡

交通事故のとき、運転していた人には、すぐに運転を止めること、けが人を救護すること、道路の危険を防ぐこと、警察に報告することが、道路交通法第72条で義務付けられています。けが人がいなくても、物だけの事故でも、警察には連絡します。日本損害保険協会も、事故の大きさにかかわらず必ず警察に連絡するように、と書いています。
警察に届け出ていない事故には、交通事故証明書が出ません。国土交通省のページは、この証明書が保険金の請求などで必要になる、と説明しています。「軽くこすっただけだから」と、その場で別れないでください。
相手がいる事故では、相手の名前、住所、電話番号、車のナンバー、相手が入っている保険会社の名前を控えます。日本損害保険協会は、相手と話しにくいときは警察官に立ち会ってもらいながら連絡先を交換するとよい、と書いています。メモがなければ、相手の同意をもらってスマートフォンで撮らせてもらう方法もあります。車の傷や現場の様子も、写真に残しておくと後で役に立ちます。見ていた人がいれば、名前と連絡先も聞いておきます。
もうひとつ、その場で示談をしない、お金のやりとりをしない。示談は口頭でも成立してしまい、あとからけがや損害がわかっても変えられなくなるおそれがある、と日本損害保険協会は書いています。「いくらで」と言われても、「保険会社から連絡します」で止めて大丈夫です。
事故のすぐあとは痛くなくても、あとから症状が出ることがあります。少しでもおかしいと思ったら、病院に行ってください。急いで病院にかかる必要があるけがなら、保険会社への電話は後回しでいいです。
チューリッヒへの電話

わが家の自動車保険は、ダイレクト型のチューリッヒです。事故受付の番号は0120-197-222。チューリッヒの公式サイトでは、ネット専用自動車保険の事故・故障の受付として、この番号が載っています。受付は24時間365日、年中無休です。海外からかけるときは03-6830-5707(有料)と書いてあります。
電話のほかに、インターネットやLINEで事故を受け付ける方法も、同じページに案内があります。落ち着いて話せないときは、そちらでも構いません。
伝えるのは、事故の日時と場所、どんな事故だったか、相手の情報、けがの有無などです。日本損害保険協会は、契約内容がわかるものと相手の情報を手元に用意しておくと報告がスムーズ、と書いています。全部をうまく話せなくても、聞かれたことに順に答えれば足ります。
チューリッヒには、別の商品として「スーパー自動車保険」もあり、そちらは事故受付の番号が違います。手元の契約の書類やメールに書かれている番号と、このページの番号が違っていたら、契約の書類のほうを優先してください。
故障やレッカーは、JAF

わが家の自動車保険には、ロードサービスをつけていません。チューリッヒの公式のよくある質問では、ネット専用自動車保険のロードサービスは「ロードサービス費用特約」というオプションで、つけた契約だけが使える、と書かれています。故障やバッテリー上がり、動かなくなった車のレッカーは、JAFを呼びます。
JAFのロードサービス救援コールは、全国共通・年中無休・24時間です。
- 短縮ダイヤル:#8139
- ナビダイヤル:0570-00-8139
どちらも通話料がかかります。ナビダイヤルは、携帯電話の無料通話分や通話定額の対象外で、IP電話などからはかけられないことがあります。つながらないときのために、地域ごとの一般電話の番号もJAFのページに載っています。
JAFは、入会していない人でも呼べます。その場合は料金がかかります。JAFの公式ページでは、一般道路(駐車場や自宅を含む)での基本料が、8時から20時は15,700円、20時から8時は19,630円(いずれも税込)です。これに作業料、けん引料(1kmごとに830円)、部品や燃料の実費が加わります。高速道路では基本料が別の金額になります。支払いは、現金かクレジットカードと案内されています。
事故で車が動かなくなったときのレッカーは、チューリッヒの比較のページに「車両保険を適用できるケースがあります」と書かれています。事故のときは、先にチューリッヒに電話して、レッカーをどうするかも一緒に聞いてください。そのうえでJAFを呼ぶ、で構いません。
運転するのは、本人と配偶者だけ

妻もこの車を運転します。わが家の契約は、運転する人の範囲を「本人・配偶者限定」にしています。
チューリッヒの用語説明では、本人・配偶者限定で補償の対象になるのは、契約の本人(記名被保険者)とその配偶者だけです。親や友人、将来の子どもなど、ほかの人が運転して起きた事故は補償の対象になりません。「ちょっと代わって」と、家族以外に運転を頼まないでください。ほかの人に運転してもらう予定があるときは、その前に契約の範囲を見直します。
運転する人を限定する仕組みや、自動車保険の選び方そのものは、前に書いた記事にまとめてあります。

家族への申し送り
チューリッヒ(0120-197-222)とJAF(#8139)の番号は、いまのうちにスマホの連絡先に登録しておいてほしいです。
- まずは一回深呼吸。それから車を止めて、後ろの車に知らせる。
- けが人がいれば、救護と119番が先。自分がけがをしていても同じ。
- 次に110番。小さな事故でも、けが人がいなくても、警察に届ける。
- 相手の名前、連絡先、ナンバー、保険会社を控える。写真も撮る。その場で示談しない、お金を受け取らない、渡さない。
- それからチューリッヒ(0120-197-222、24時間365日)。そのあと家族。
- 故障やレッカーは、JAF(#8139 か 0570-00-8139)。うちの保険にロードサービスはついていない。事故のレッカーは、先にチューリッヒに聞く。
- この車を運転していいのは、本人と配偶者だけ。ほかの人に運転を代わってもらわない。
サイト管理人事故を起こしても、まず自分の体を大事にしてほしい。一回深呼吸してから動けばいい。
おわりに
事故の直後に必要なのは、保険の言葉をたくさん知ることではなく、電話をかける順番です。けが人がいれば119番、それから警察、チューリッヒ、家族。故障はJAF。番号や料金は変わることがあるので、使う前に公式のページで確かめてください。
家族が先に見るページとして、入院が決まったときの順番も別に残しています。

最終見直し日:2026-10-09
出典
手順と番号、料金は、2026-10-09 に次のページで確認しました。
- チューリッヒ「事故・故障のご連絡」(ネット専用自動車保険。0120-197-222、24時間365日。海外は03-6830-5707。救護→二次災害防止→110番→相手・目撃者の確認→チューリッヒの順。ロードサービスは特約を付帯した契約のみ)
https://net.zurich.jp/exp/contractor/emergency/ - チューリッヒ ネット専用自動車保険のよくあるご質問「ロードサービスはありますか?」(ロードサービス費用特約はオプション)
https://faq.zurich.co.jp/faq/show/3166?site_domain=nwd - チューリッヒ「ネット専用自動車保険とスーパー自動車保険の違いについて」(ネット専用はロードサービスが自動付帯ではない。事故時のレッカーは車両保険を適用できるケースがある)
https://www.zurich.co.jp/car/consider/acd-nwd-comparison/ - チューリッヒ ネット専用自動車保険の用語説明「運転者の範囲(運転者限定)」(本人・配偶者限定の補償範囲は記名被保険者とその配偶者)
https://net.zurich.jp/faq/word/a/1080/ - JAF「電話・FAXで呼ぶ」(#8139、0570-00-8139。全国共通・年中無休・24時間。通話料は有料。地域ごとの一般電話)
https://jaf.or.jp/common/call-road-service/phone - JAF「ロードサービスの料金を調べる」(入会していない方の一般道路の基本料 8時~20時 15,700円、20時~8時 19,630円。けん引料1kmごと830円。2024年4月1日改定)
https://jaf.or.jp/common/about-road-service/estimate-costs - 日本損害保険協会「交通事故直後から示談までの流れを解説!」(救護と安全確保、事故の大きさにかかわらず警察へ連絡、相手の情報の確認、現場で示談や金銭のやりとりをしない)
https://www.sonpo.or.jp/report/publish/bousai/koutuu/article/1/ - 国土交通省「交通事故にあったらまずどうする?」(警察への報告は義務。交通事故証明書は届出のない事故には交付されない)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jibaiseki/accident/correspondence/index.html - 埼玉県警察「交通事故の場合の措置」(運転の停止、負傷者の救護、危険防止の措置、警察への報告。道路交通法第72条)
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/koutsujiko.html - e-Gov法令検索「道路交通法」
https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000105

