知っておくべき肩こりの原因4つと自分でできるコリのほぐし方や予防方法3選

もはや日本人にとって国民病ともいえる「肩こり」ですが、その割合は日本人全体の約6割とも7割とも言われています。まるで鉄の板が入っているかの如く固くなり、重く感じたり頭痛や吐き気、倦怠感、めまい、しびれなどを引き起こすこともあります。

サイト管理人

子供に肩もみしてもらうのが夢です。

本記事では

  • 肩こりの原因
  • コリのほぐし方や予防法

以上の内容で順に解説していきます。

目次

肩こりの原因

人間の頭は軽そうに見えても実は5キロ以上あり、その重たい頭を細い首だけで支えていると考えると肩こりが起こるのも無理はありません。しかしその原因を更に細かく考えてみることで、コリをほぐしたり未然に予防する方法も見えてきます。

長時間の同じ姿勢

現代では主にPCを使用して仕事が増えてきているので、必然的に長時間同じ姿勢でいることも増えてしまいます。

長時間同じ姿勢になることで首から肩の筋肉に緊張性の疲労が溜まっていきます。疲労が溜まっていくと、血行不良を起こし結果的に肩こりを起こす要因となります。特に首を前に突き出しているような姿勢でPC操作を行う人がこの原因によって肩こりになりやすいと考えられています。

運動不足

現代人の多くは運動不足に陥っています。運動の習慣化ができていないと首や肩の血流は悪化し、肩こりに発展してしまう可能性があります。

運動をしないことによって首の筋力も低下するので、5㎏以上ある頭を支えるのがしんどくなってしまうのは、ある意味当たり前とも言えるかもしれません。

眼精疲労

ネット社会である現代は、スマホやPC、タブレットなど眼精疲労を引き起こすものが身近にあります。そういったデジタル画面を長時間見ることで、目の疲れは確実に蓄積され、肩こりに繋がっていきます。

最近では子供もスマホやタブレットを当たり前のように操作しているので、大人と同じように肩こりの症状が出てしまっている子も多いのです。

ストレス

ストレスは現代人にとって大きな問題の一つです。仕事のプレッシャーや人間関係、家事や育児、経済的な問題など、ストレスの原因となる物事は非常に多く存在します。

人間はストレスを感じてしまうと、自律神経が乱れてしまいます。交感神経が優位になりすぎることで、血管が収縮し血行を悪化させてしまいます。

血行の悪化は肩こりを引き起こす原因ともなるので、大きなストレスを抱えている人の多くは肩こりを誘発してしまうのです。

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コリのほぐし方や予防方法

肩こりの自覚症状が現れると、自分で肩を触っただけでも確認することができるものです。また、触って分かる範囲のコリはなくても、首や肩に異常な「張り」を感じる場合もあります。

そのまま放置しておくと、更に悪化させてしまう可能性が高いので、気が付いた時点で早めにほぐしたり予防する必要があるのです。

マッサージや鍼治療を行う

自分自身で軽く肩をもみ、ほぐすことで若干コリをほぐすこともできますが、肩や首は多くの神経が通っている箇所なのでやりすぎると何かしらの弊害が生じてしまう可能性が高くなりますので、あまり強くやりすぎてはいけません。

おすすめの方法としては、マッサージ店でコリをほぐしてもらう方法です。

十分に人体やマッサージについて勉強したスタッフがマッサージしてくれるので、肩のコリを上手にほぐしてくれます。もしも慢性的な肩コリで悩んでいるようならば、針治療を行うという方法もおすすめです。マッサージなどでは筋肉の表面から徐々にほぐしていきますが、針治療では、筋肉の奥にアプローチすることができ、自己治癒力を高めてコリをほぐすことが可能です。

1回ですべて良くなるというわけではありませんが、何度か針治療を行うことで肩こりを根本から治療することができるかもしれません。

日常的に運動を行う

肩こりが酷いようならば、運動を積極的に取り入れてみましょう。運動を日常的に行うことで首や肩に筋力をつけることもできますし、血流を大幅に改善させることが可能となります。

ウォーキングやジョギング、筋トレ、スポーツ競技など、自分が一番興味のあることで良いので習慣化させてみましょう。

ストレッチ を行う

多くの人はPC作業やスマホ操作などによって肩が前に丸まってしまっています。これを改善させるには、肩甲骨周りをストレッチによって柔らかくする必要があります。

HOW TO
  1. 首を左右にゆっくり傾け深呼吸する
  2. 首をゆっくり10回ほど回す
  3. 肩をすぼめながら深く息を吸い、吐きながら肩を元の位置にストンと戻す(10回程度繰り返す)
  4. 足を肩幅程度に広げ壁に両手をつき、ゆっくりと深呼吸しながら10回ほど前にかがむ

「肩がこってるな」と感じたならば、これらのストレッチを早急に行うようにしましょう。日常的にこういったストレッチを習慣化させておけば、肩こりになりにくい身体を作ることができることでしょう。

まとめ

長時間の同じ姿勢や運動不足、眼精疲労、ストレスなどの原因によって肩こりは起こってしまいます。これらの原因を改善することはもちろん、マッサージや鍼治療、日常的な運動、ストレッチなどを積極的に行うようにしましょう。

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